卒業生の活躍

⼤窪 春⼰さん(2020年 ⾼岡向陵⾼校卒業⽣)

<プロフィール>
2002年⽣まれ。現在、富⼭⼤学経済学部経営学科に在学中。
⾼岡向陵⾼校では未来探究コースに在籍。現在、学⽣⼩説家としても活躍中。

⾃分の時間をマネジメントしたい。

⾼岡向陵⾼校を選んだきっかけを教えてください。

中学校からの夢で、海外の⼤学に進学したかったということがあります。⾃由で⾊々なことができそうで⾃分の奔放な性格にも合っていそうな海外の⼤学に憧れがありました。そのような進路を考えた時に、富⼭の公⽴⾼校にはとても真⾯⽬な印象を持っていたので、もう少し⾃分で時間をマネジメントできるような、フレキシブルなところがいいと思い「ここだ!」と⾼岡向陵⾼校を選びました。

5つの部活動と⽣徒会を楽しんだ⽇々。

どのようなことを考えて⾼校⽣活を送っていましたか?

将来のことは考えていなくて、その時はただ単純に楽しんでいたかなと思います。3年間共通して⾔えるのは、なんだかんだ好きな⼦ができて、その⼦に振り回されていたなとは思います(笑)。部活動は結構楽しんでやっていましたね。理科部、歴史研究部、国際部、メデイア広報部、バスケ部の5つに⼊っていました。あとは⽣徒会が楽しかったですね。⽣徒会メンバーで体育祭準備期間中に⽔鉄砲ゲームのトライアルをやっていて、本来屋外でやるものですが、屋内でやって学校中をビシャビシャにしてしまいました(笑)。

藤川先⽣との出会い、⼤切な時間。

在学中、印象に残っていることはなんでしょう?

友達というより、先⽣との関係性の⽅が僕の中で印象的なんですね。理科部の藤川先⽣にはすごくお世話になりましたし、⼤好きでした。⼀番気にしてくださっていたと思います。進路のことや⾊んなことで悩んで進むべき道が分からなくなった時に「お茶飲みに⾏くか」って⾃分を連れ出してくれて。部活で理科の実験をしていたら結構遅くなるんですよね。部活が終わった後に時間を取って、とても親⾝に話を聞いてくださいました。今でも、あの時間がなかったら多分今の⾃分ではなかったと思います。間違いなく違った⽅向に⾏っていただろうな、と。今の⼈⽣が誇らしいことを前提としてますけど。

とことん、⾃分勝⼿に⽣きたからこそ。

今の⼈⽣が誇らしいと⾔えるって素晴らしいことだと思います。
その⼼境に⾄ったのは?

⾃分⾃⾝、今の⼼境に⾄ったのは本当にいろんな過程があってこそなんです。波が結構激しい⼈間なので、周りのことなんて全く気にせずに⾃分勝⼿に⽣きたと思っているんです。⼀⼈で⼤分県別府市に⾏ったり、四国お遍路歩きしたり、インドネシアで⽣活させてもらったり。その期間は本当に周りのことを考えていなくて、⾃分を⽀えてくれている家族のことすら忘れてもうとことん⾃分勝⼿に⽣きた。だからこそ、やっと上辺ではなく、⼼から「何かに⽀えられて今の⾃分があるんだな」っていう過去と現在が繋がったんです。これからももっと、⾃分勝⼿に⽣きますよ。これまで以上、絶対。ただ、これからは⾃分の器を広げて、今度は逆に⼈を巻き込みますね。たくさん⽀えてもらったから、僕⾃⾝も今まで以上にたくさん⽀えられるようになりたいんです。⽀え合えるような⼈間関係を作っていけたらと思います。

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